導入事例
アップポットはすでに多くの企業に導入され、ビジネスに貢献しています

お客様の声

ユーシービージャパン株式会社 様

UXドリブンな開発プロセスで短期間で症例フォローアプリを開発

今回開発した
症例フォローアプリとは
UCBは、ベルギーに本社を置くグローバルバイオファーマで、重篤な疾患と共に生きる患者さんのより良い生活の実現を目指して、革新的な医薬品の研究開発や創薬ならびに ソリューションの提供に力を注ぎます。 日本では、免疫炎症領域とニューロロジー領域に注力しており、今回のアプリの対象となった新たな抗てんかん薬を展開しています。

UCBは、「Patient Value Strategy」という患者さんのために価値を創造することを全社員が念頭に活動し、患者さんとそのご家族の方々が日々前向きに生きていけるような価値を提供します。
新たな抗てんかん薬が適応のてんかん患者さんの発作について、一人ひとり異なる点がこの疾患の難しいところです。

製薬企業は患者さんと直接やりとりすることはできませんが、今回、開発した症例フォローアプリは、一人ひとりの患者さんの情報に基づいて、ドクターと個々の患者さんとより深くディスカッションすることができます。また、ドクターと患者さんを匿名にして情報共有する仕組みを取り入れているので、ナレッジの共有ができるようになりました。

UCBの「Patient Value Strategy」を実践する上では、患者さん一人ひとりの経過をドクターと共にしっかりフォローすることは重要であり、このアプリはその中で大きな役割を果たしています。また、ドクターとの面会においても、個々の患者さんの情報をもとに症例ベースのディスカッションを取り入れることで、薬剤を中心に据えた従来の宣伝ではないので、ドクターとのさらなる信頼関係の構築にも役立っているのではないでしょうか。
新たな抗てんかん薬の日本発売に合わせて2016年に、営業組織も新たに作りました。この症例フォローアプリを使うことで、症例ベースで話したことがなかったMRもドクターと一人ひとりの患者さんについて深くディスカッションできるようになりました。

これまではMRが自分の手帳や、自分用のExcelファイルに情報を管理して実施しており、上司などに求められたときのみ共有するというやり方でしたが、このアプリを使うことで、タイムリーに情報共有が行われ、エリアマネージャーや本社部門がお薬の使われ方の傾向などリアルワールドのデータがリアルタイムに知ることができるようになりました。

現在は、新たな抗てんかん薬をプロモーションする全てのMRがこのアプリを使っています。
思い通りの画面をパッケージソフト並みの期間で実現できた 新たな抗てんかん薬の発売日までにはアプリを活用する必要があり、短期間でアプリの開発を行う必要がありました。 AppPotを使用することで、サーバー機能が既にできている状態であるため、基本的には画面を開発するだけで良いというのが、多くのリクエストに対して柔軟に対応できるだけでなく、短い開発期間を可能にしました。

今回はプロトタイプツールを使用して、実際のユーザーであるMRに使用性のテストを行ってもらいました。その結果からUX上の課題を特定し、修正した上で、アプリの開発を行いました。その際、従来のパッケージソフトを使うと、開発期間を短縮できますが、 カスタマイズできない、またはカスタマイズすると費用と期間がかかってしまうという問題があります。AppPotを使用することで、画面側は自由に検討することができたため、思い通りのアプリをパッケージソフトと同様の短い期間で提供できました。

ユーシービージャパン様の
アプリ開発プロジェクトの進め方とシステム構成
プロジェクトの体制 プロダクトオーナーとしてユーシービージャパンの大橋様と、ディレククター1名、デザイナー1名、フロントエンジニア1名の体制で開発を行った。プロトタイプを用いたユーザーテストには実際のユーザーに参加いただき、開発に着手する前にUX、UI上の課題を洗い出した。アプリの開発とテストはフロントエンジニア1名が2ヶ月間で実施。

今回はReactというJavaScriptのフレームワークを使ってアプリの開発を行い、Cordovaを使用してネイティブアプリとしてパッケージングし、iPadに配布している。AppPotはJavaScriptのSDKが提供されており、サーバーとのやりとりは全てSDKが行うため、アプリ開発者は画面の開発にのみ集中できる。 例えば、次のような数行でデータの更新を行うことができる。
※ ES2015の文法で記述しています。
import Case from 'models/case';

// 症例IDで検索
Case.findById('xxxxxx').then(result=>{
  // 症例の名前を更新
  return result.Case.update({
    name: 'テスト症例'
  });
}).then(result=>{
  console.log('更新完了');
});
                    
システムの構成 またクラウドサービスではなく、既にユーシービージャパン様で契約してあるサーバーを利用するため、オンプレミスでも利用可能なAppPotが適していた。 ※ AppPotはNCDCが提供するクラウドサービスでも、お客様が契約されたAWS等のクラウド環境やデータセンターで利用可能です。
  • 利用端末: iPad
  • iOSアプリはCordovaを利用してHTML5で開発
  • 管理や統計情報をダウンロードするためのWebコンソールをAppPotのAPIを使用してHTML5で開発
実装方法
HTML5
タブレット
オンプレミス型AppPot
使っている機能 データ永続化 /  モニタリング /  ユーザー認証

お客様の声

フジテック株式会社 様

バックエンドサービスAppPotと、Monacaを使用してハイブリッドアプリを内製開発

成長するビジネスに迅速に対応する
モバイルアプリの内製開発
当社は、エレベーターやエスカレーターといった昇降機専業のメーカーとして2018年に70周年を迎えます。グローバルにも積極的に展開することによってビジネスは成長を続けています。

当社は昇降機事業にフィットし、当社の強みを活かしたシステムを作るため、業務システムは従来より内製にて構築してきました。ただ、従来のシステムはPCでの利用に限られていたため、フィールド現場など社外で仕事をする場合でもシステムを利用するためにオフィスに戻る必要があるなど不便な面もありました。今後はシステムを現場で利用できるようにして、作業効率アップ、現場直行直帰による時短推進などを目指し、今年度を「モバイル元年」と位置づけてシステムのモバイル化を進めています。
モバイルアプリの構築もPC版システムと同様に内製する方針で開発環境の導入を検討しましたが、その際に課題となったのは、いままで経験をしたことがないモバイル系の技術の習得でした。新しい技術を初歩的な知識の習得から始めると時間もコストもかかるため、それをカバーしてくれるような製品がないかを探していて、AppPotを見つけたのです。

AppPotを使用することで、モバイルアプリからの要求を受けるサーバー側のプログラム開発は必要なくなり、簡単な設定を追加するだけで社内データベースの情報取得が可能となりました。また、モバイルアプリの画面はMonacaを用いてハイブリッドアプリとして開発しました。当社ではBYODを採用しており、社員が自分のスマートフォンで出勤簿などのシステムにアクセスできるようにする必要があり、iOSでもAndroidでも使用できるようにハイブリッドアプリを選択しました。
AppPotで3つのモバイルアプリを短期間で開発 AppPotを使用して3つのモバイルアプリを短期間で開発することができました。
AppPotはシンプルで使いやすく、学習コストが低く、サーバー側のプログラミングが必要ないため、すぐに画面の開発に着手できました。この点が短時間で開発できた要因だと思います。

初めに開発したのは「モバイル出勤簿アプリ」です。勤怠管理システムは、社内ネットワーク上にWebシステムとして運用していましたが、社外からは利用できませんでした。そこで、このアプリでは各社員のBYODデバイスで社外からでも利用できるようにモバイルアプリを開発しました。
AppPotは既存のサービスやデータベースを呼び出す中継ハブのような役割を果たしています。利用は強制ではないにもかかわらず、サービス開始一ヶ月程度で週次の利用者は400名を超え、フィールド、営業部門の担当者などを中心として大変好評です。

2つ目には現場で撮影したエレベーターの写真をサーバーにアップロードして共有できる「現場写真共有アプリ」を開発しました。
AppPotでユーザーの認証と、写真のアップロードを行い、AppPotのGateway機能を使用して、社内のデータベースにデータを保存しています。 従来はデジカメで撮影し帰社後にPCで取り込む必要がありましたが、このアプリを利用することにより現場で作業が完結するようになりました。

3つ目のアプリは、社内の内線番号検索のためのアプリを開発しました。営業担当者から、社内から電話があっても、「どの部署の誰から電話があったのか分からない」という声があったからです。なんと、この程度のアプリであれば、AppPotを使うと1時間で開発することができました。社内システムにつなぐアプリを1時間で開発できるのはすごいことだと思います。

フィールド現場や工場内のモバイル対応、発送業務のペーパレス化など、モバイルアプリに対する社内のニーズは高いため、今後もAppPotを使用して、従来のPC版システムを利用していない社員も含め、より広く、より多くの社員にシステムを提供していくため、モバイルアプリの導入を推進していく予定です。
システムの構成
  • AWSのEC2上のAppPotと、データベースはRDSを使用
  • アプリはMonacaを使用して、ハイブリッドアプリを開発
  • AngularJSを使用して開発
実装方法
HTML5
マルチデバイス対応
オンプレミス型AppPot
使っている機能 データ永続化 /  モニタリング /  ユーザー認証
ファイルAPI /  他システムOracle Database連携
オンプレミス型AppPot
百貨店接客支援
アプリで全ての売り場の売れ筋商品情報を共有。お客さまの好みをヒアリングして、他売り場の商品も含めたトータルコーディネイトの提案が可能となり、お客さま満足度を向上。
最初は一つの店舗で運用したがその効果が評価され、全国の店舗への迅速に展開中。
  • 初期立ち上げの迅速化
  • 柔軟なカスタマイズによる他店舗への高速展開
実装方法
Android Native
タブレット
オンプレミス型AppPot
使っている機能 データ永続化 /  ネットワーク通信 /  モニタリング /  ユーザー認証のActive Directory連携
クラウド型AppPot
化粧品メーカー営業支援
営業先である販売店での店舗装飾や棚割り状況を写真で随時報告、ベストプラクティスを視覚的に共有することで全体営業の成果向上。売上、相談内容など、営業活動の報告をアプリで完了。
当初、外資系のSaaSソリューションや国内製SFAツールを検討したが、必要な機能を揃えておらず、カスタマイズには高額の費用が必要だった。AppPotを採用することで自社に必要な機能を低価かつ自由に実装できた。
  • 初期実装コストを他社の50%程度で実現
  • AppPotの既存機能とカスタム機能の組み合わせ
  • 営業社員間のリアルタイム情報共有とベストプラクティスの伝播による売上アップ
実装方法
iOS Native
タブレット
クラウド型AppPot
使っている機能 データ永続化 /  ネットワーク通信 /  モニタリング /  ユーザー認証
プッシュメッセージ /  ファイルAPI
クラウド型AppPot
製薬企業医師向け 動画情報提供
製薬企業による動画による医師向けの情報提供アプリ。セキュアかつ使用性の高いアプリをAppPotの機能を用いて実現。
UXデザインに力を注ぎ、ユーザーの役に立つように設計。動画コンテンツはすでにWebサイトでも発信していたが、アプリ化することで利便性が大きく向上し、閲覧数も上昇。
  • 動画・画像を潤沢に活用した情報発信アプリ
  • ユーザーのアプリ使用形態モニタリング
  • 低コストで短納期の実現
  • Swift採用
実装方法
iOS Native(Swift)
タブレット
クラウド型AppPot
使っている機能 データ永続化 /  モニタリング /  ユーザー認証 /  ファイルAPI
クラウド型AppPot
メディカルシステム企業
歯科医院向け 患者様コミュニケーション
新規サービスを実現する医院、衛生士向けのアプリ。UXデザインとアジャイルプロセス、AppPotによる高速開発による高品質のアプリの短期開発。
AppPotのモニタリング機能を使って得た情報を使ってリリース後も継続的な改善を行い、ユーザーのニーズに的確に応えていくことに成功。
  • 新規サービスの企画から実装・運用までUXデザインとAgileプロセスで実現
  • リリース→モニタリングによるフィードバック→改善による定期検診訪問率のアップ
実装方法
Android Native
タブレット
クラウド型AppPot
使っている機能 データ永続化 /  ネットワーク通信 /  モニタリング /  ユーザー認証 /  ファイルAPI /  eメール配信